さやかです^^
今日はアトピーと日焼け止め選び3原則とわたしがここ3年程リピートしている日焼け止めの使い心地などをレビューします^^
アトピーと日焼け止め選び3原則
敏感肌の日焼け止め選びのために美容皮膚科医さんの本を3冊ほど読んだ際、よく共通して書かれていて印象的だったのがこの3つ⇩でした。(参考文献はこの記事の1番下に記載しました)
天然成分100%を選べば安心?アレルギー反応の起こしやすさについて
「100%天然由来成分」「○○エキス・○○種子配合で保湿効果UP」
とか聞くと、いかにも敏感肌や乾燥肌の人に合っていそうな印象を受けますが、実は天然成分入りの化粧品は痒みや湿疹などのアレルギー反応を起こしやすいというデメリットもあります。
「○○エキス、○○オイル、○○種子」などの天然成分は、化学成分よりも肌になじみやすく、肌に吸収されやすいという特徴があります。
これは「天然の保湿成分が肌に浸透する♡」というメリットだけでなく、
肌への浸透率が高いためにアレルギー反応もはっきりと出やすいというデメリットもあります。
食べ物のアレルギーと同じ原理で、アレルギー反応が全くでない人もいるけれど、出る人には強くでることもあるというデメリットです。
その点ワセリンなどの石油原料や化学成分由来のものは、アレルギー反応の起きる確率がものすごく低いため、皮膚科などで保険が適用される薬が天然成分由来ではなく化学成分由来のものばかりなのも納得ですね。
わたしはいま顔にはこちら⇩のワセリンベース(石油由来)の日焼け止めを使っていて
体にはこちらの⇩天然成分100%の日焼け止めを使っています。
天然成分由来の日焼け止めと、ワセリン(石油などの化学成分)由来の日焼け止めは、それぞれに違ったメリット、デメリットがあるので日焼け止め選びの参考にてみてください。
化学成分の中でも石油由来のワセリンは肌に塗っても上に膜をつくるだけでほぼ吸収されません。
そのため、わたしももう5年近く実践中の「肌断食(化粧品やクレンジングをやめると肌がキレイになるという理論)」を推奨するお医者さんたちもこぞってワセリン保湿をすすめています。
肌に浸透するからイイ!のではなく、肌に浸透せずに表面の乾燥だけ防いでくれるからイイ!という理論みたいです。
実際にわたしの場合も、天然由来の日焼け止めよりも、ワセリンベースのもののほう若干ですが、痒みが少ない気がしています。(アトピーが強く出ている日だけ、この若干の違いがあります)
いままで天然成分を売りにしている化粧品で痒みを起こしたことのある方は、この後紹介するワセリンベースのエメローゼンVUVプロテクトの日焼け止めのほうが刺激が少ないかもしれません。
アトピー持ちのわたしがリピート中の日焼け止め2選
左:オードヴィーブサンスクリーン(天然成分)右:エメローゼンVUVプロテクト(ワセリンベース)
まずは写真左のオードヴィーブ サンスクリーンから紹介します。
SPFは25で、全成分が天然由来。こちらはわたしが腕や足などの体用として使っている日焼け止めです。
この日焼け止めは肌断食(化粧品やクレンジングをやめると肌がキレイになるという理論)を推奨している山口麻子さんという女医さんがオススメしています。
わたしが体に塗っている感想としては
白浮きしにくい・付け心地がサラッと軽くてよく伸びる・乾燥しにくい
が主な印象です。
「日焼け止めを塗りました感」がゼロなので、日焼け止めの上からファンデなどのメイクをする人に合っていると思います。
わたしも以前は顔にもこの日焼け止めを使っていましたが、ノーファンデ生活を始めてからは顔だけはもう少しシミなどのカバー力のある日焼け止めが使いたいと思うようになり、顔はこの後紹介するエメローゼンVUVプロテクトを使っています。
2つの日焼け止めの付け心地、カバー力の比較写真です⇩
⇩左:オードヴィーブ サンスクリーン 右:エメローゼンVUVプロテクト
⇧左:オードヴィーブ サンスクリーンは水分多めでサラッとした液体状
⇧右:エメローゼンVUVプロテクトは固めのワセリンのようなこってりしたテキスチャーで、チューブからグッと絞り出すと、糸のように細長い形で出てきます。
人差し指で日焼け止めをサッと伸ばすと、
⇩左:オードヴィーブ サンスクリーン 右:エメローゼンVUVプロテクト
左:オードヴィーブ サンスクリーンはサラッとすぐ伸びるので手早く塗れる
右:エメローゼンVUVプロテクトは固くて伸びにくいので、手の体温でジワリジワリと溶かしながら、徐々に広い範囲に塗っていく感じです
仕上がりは、
⇩左:オードヴィーブ サンスクリーン 右:エメローゼンVUVプロテクト
⇧左:オードヴィーブ サンスクリーンは白浮き度低め
⇧右:エメローゼンVUVプロテクトは白浮き度高め
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エメローゼンVUVプロテクト(ワセリンベース)
⇩こちらはわたしがいま顔と首に使用しているワセリンが主成分の日焼け止めです
「肌断食」で有名な宇津木龍一先生がこちら⇩の著書の中でオススメしているので、肌断食の実践者の中ではちょっと有名な日焼け止めです。
界面活性剤、紫外線吸収剤、防腐剤不使用で、純せっけんで落とすことができると本では紹介されていましたが、わたしは純せっけんも使わず、ぬるま湯に何度も顔をつけてゆっくり溶かすようにして、お湯だけで落としています。(化粧品が少し肌に残っていても気にするな~。それより洗顔で肌を痛めるほうがもっと害だから。と、肌断食系の本には決まり文句のように書いてあるので、わたしも日焼け止めを落としきれたかどうかは気にしすぎないようにしています。)
全成分は写真の通り、ワセリンを含むたった6つだけ
ワセリン 酸化チタン ジメチコン ナイロン 水酸化アルミニウム メチコン
美容オイルなど何も含まないこの必要最低限の成分が、痒みやアレルギー反応が起こりにくい1番の理由だと思います。
SPFは13だけですが、アトピーと日焼け止め選び3原則で紹介した「SPFの弱いウォータープルーフではない日焼け止めをこまめに塗りなおす」という使い方がしっくりくる方にはオススメです。
わたし自身、いままで使った日焼け止めの中で1番痒みがおきにくかった日焼け止めで、肌荒れしているときは頬に痒みが起きるときがありますが、それでも他のノンケミカルと言われている日焼け止めよりはダントツで肌トラブルが起きにくかったのがオススメの理由です。
わたしは毎朝、写真のようにあずき2粒分くらいの量で顔と首に十分いきわたります。
昼間も同じ量を一度塗りなおしていますが、それでも3カ月はもつのでコスパは良いと思います。
付け心地はワセリンベースだけあって、「サラサラ」というより「しっとり」という感じ。
人によっては「ベタつく・テカる」と感じるかもしれませんが、わたしは乾燥しがちな肌に程よい「ツヤと潤い感」をだしてくれると感じていて、とても気に入っています♡
長年リピートしていますがこの日焼け止めには2つ難点もあります。
難点その1 白浮き
ネットでも「白浮きする」とレビューされている方も多くて、たしかに使用量に気をつけないと白く色がでやすい印象はあります。
ファンデーションを何も使わずこの日焼け止めだけで生活する肌断食実践者の方も多いようで、わたしもその一人なので、その場合は顔と首が使用直後にほんのり白くなるのはむしろありがたい効果だと思っています。ただ、この日焼け止めの上からファンデーションを使用する方は、白浮きしすぎないように量の調整が必要です。
⇧すっぴんに日焼け止めを塗って20分後くらいのまぶたの写真
このように部分的な白浮きもします。わたしは浮いた日焼け止めを人差し指でとって目尻のシワの目立ちやすい部分にポンポンっとのせたりしています。(ワセリン成分でこってりしているので、目尻の乾燥が潤う気がしています。)
難点その2 購入方法が少し面倒くさい
【購入方法】
この「エメローゼンVUVプロテクト」は、ネットや薬局では市販されていないため、下記の株式会社エメローゼンさんの通販部に直接メールかFAXで購入希望の連絡を送る必要があります。(これが正直ちょっとめんどくさい!!^^;)
株式会社エメローゼン 通販部
メール:info-cu@aimeerozen.jp
FAX:043-301-3782
その際、【名前・住所・電話番号・希望の購入数】の4つの情報を聞かれるので返信すると、すぐに振込先の情報を送ってくれるので、振り込みが完了次第、商品を発送してくれます。
内容量 10g(1540円:税込) + 送料510円 合計金額2050円
で購入できます。
ちなみに1回に使う量がとても少量で済むので、たった10gなのになかなか減らないのでその点この値段は割安に感じています。
おまとめ購入割引などはないので、1個頼んでも、3個まとめて頼んでも
10g(1540円:税込)/1個 送料510円 です。
開封していないものは冷蔵庫で長期保管できるようなので、わたしは3つまとめて購入して1年かけて使用しています^^
日焼け止めの前にワセリンを薄く塗ると肌荒れ防止になる
わたしのようなアトピー持ちや敏感肌の方は、ワセリンを薄〜く肌全体にぬった上から日焼け止めを塗ると、ワセリンが膜になって日焼け止めの成分が肌に吸収されにくくなります。
この方法は、肌断食を推奨するお医者さんの本などでよくオススメされている方法なんです。
わたしはワセリン製品の中で最も純度の高いサンホワイトというものを愛用しています。
皮膚科や眼科で処方されるプロペトよりもさらに精製されていて純度が高いので、自分の顔や赤ちゃんの肌に使いたいときに重宝しています。