わたしの人生で最も辛かった年は、8年前の2012年夏からの1年間です。
自己紹介でも書きましたが、わたしはこの年に約半年間引きこもりになりました。
大学から4年付き合った恋人にフラれ、アトピーもすごく悪化し、そこに無謀な脱ステロイドとい治療をはじめ、文字通り肌も心も体もボロボロでした。
でもこの引きこもり期間のおかげで、自分の人生を見つめなおし「どうやって生きていこう」という不安と向き合った結果、人生がガラリと変わりました。
この期間、こんまりさんの本を読んで部屋の中を断捨離しました。
その辺りから少しずつ、自分はどう生きたいか?が見えてきました。
世間的に見てダメ女になってもいいから、正社員の仕事にしがみついて体がもたなくなるまで働くのは辞めよう。
そう思いました。
いい年して実家暮らしじゃ結婚できない。
そんな思い込みももーどーでもいいと思い、実家暮らしに戻り、手取り200万以下の契約社員として残業も何もなくのんびり幸せに働いていたら、結果的に手元に残るお金は正社員のときよりもずっと増えました。
家賃を払わないからだけでなく、仕事でのストレスがないから休日に新しい服を買いたいとか、お金を散在することがなくなったのです。これには自分でもびっくり。笑
いままで、仕事のストレスでどれだけいらないものまで欲しがって買っていたんだろう。と驚きました。
社会人になってからはいつも、
アトピーを言い訳にしてはいけない。
と自分に厳しく、体調が悪くても休まず、残業も引き受け、正社員の仕事にしがみつき、一人暮らしをして頑張っていたけれど、
引きこもり中に自殺未遂までいって母を泣かせた経験をしたことで
世間的に見たダメ女でいい。いまちゃんと、息を吸って生きているだけでも偉い。わたしはよこう頑張っている
そうやって自分を認めて褒めるクセがつきました。
そして引きこもりになってから5年後、婚活アプリでいまの夫と出会いました。
彼は東大卒で大手企業勤務契のエリート。一人暮らしをしていて料理も得意。
わたしは手取り200万以下の契約社員。実家暮らしで料理は苦手。
わたしは婚活アプリの自己紹介欄にも料理が苦手なことや、
「結婚したら正社員ではなくてパートとかのんびり働きたいです。」
とか書いていました。
性格もスペックも真逆の2人だけど、彼は出会ったときからいまもずっと
「僕はさやのゆるいところが好き。一緒にいてホッとする。
向上心がある人が好きっていう人もいるけど、僕は違うんだ。」
と言ってくれます。
ああ~、自分を取り繕ってよく見せようとしないで、自分を甘やかしてきて良かった。引きこもりになって、生き方全部変わってよかった。
いまもよくそう思います。
人生で起きるツライ出来事は、必ずあなたの人生がもっとよくなるために起きている
この言葉を20代のときに聞いても、
「それでもこんなにつらい経験、したくない」
そう思っていました。
でも30代のいまはわかります。
人生で起きるツライ出来事は、本当に未来の幸せにつながっています。
彼以上の人には会えない…と思ったツライ失恋も
こんなの乗り越えられない…と思ったアトピー地獄も
ちゃんといまの夫に繋がっていました。
だからいまこのブログを読んでいるあなたがいまどんなにつらい状況でも、きっと、大丈夫。
あなたの運命の人もいま、同じようにつらい状況の中がんばっている最中かもしれません。
いまがどんな状況でも、
「この経験があったから、よかった。」
そう思える未来にすることはできます。
この世界は、わたしが思っていたより、ずっとわたしに優しかった。
わたしがちゃんと夫に会えるように、病気と失恋という挫折を用意してくれた。
大丈夫。きっとみんな、未来のベストなタイミングで、運命の人に会えると決まっているから。
ツライいまは、その未来に必ずつながっていますよ。
今日の記事が、いまこの情報を必要としているあなたに届きますように。
読んでいただきありがとうございました~♡